NTTフレッツ光の設備を利用するコラボ光の一つである、「ドコモ光」。ドコモスマホユーザーならセット割で安くなるため、真っ先に検討するべきコラボ光です。同じドコモでも格安プランの「ahamo」はセット割の対象外となるため、ドコモ光以外から選んだ方がお得になります。ahamoについては記事の後半で触れていきたいと思います。
ドコモ光は選べるプロバイダが特徴の一つですが、プロバイダが多くて何を選べばいいのか困ってしまう人も多いはず。
私はICT講師25年の経験があるので、人より少し詳しいのではないかと思います。初心者の方でもわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたに最適なドコモ光のプロバイダを見つけることができます。
おすすめプロバイダ5選
おすすめプロバイダNo1 【GMOとくとくBB】
無料訪問サポートは1台と標準的ですので接続の設定は自分でやることが前提となりますが、タイプAで月額料金が割安、IPv6による高速通信、無料レンタルのWi-Fiルータの性能が高く通信速度が速いなど平均点が高いGMOとくとくBBが1番のおすすめです。
- タイプAで月額料金が割安
- IPv6による高速通信
- 無料レンタルのWi-Fiルータが高速
おすすめのプロバイダNo2【BBexcite】
無料貸し出しWi-Fiルータの性能はGMOに劣るものの、その他の平均点は高く老舗プロバイダの安心感があります。
- タイプAで月額料金が割安
- IPv6による高速通信
- 老舗の安心感
おすすめのプロバイダNo3【ビッグローブ】
無料貸し出しWi-Fiルータの性能は標準的ですが、その他の平均点は高く大手通信キャリアのKDDIグループという安心感がありおすすめです。
- タイプAで月額料金が割安
- IPv6による高速通信
- 大手通信キャリアグループの安心感
おすすめのプロバイダNo4 【OCN】
タイプBと月額料金が割高、IPv6を利用するためには別途申し込みが必要となるものの、無料訪問サポート重視の方、OCNモバイルONEセット割対象の方におすすめです。
特に無料訪問サポートは5台までとなっており、家族で複数台のPC・スマホ・タブレットを使用して接続設定に自信のない方にはぜひ検討していただきたいです。
- IPv6による高速通信
- 無料訪問サポートが5台まで
- OCNモバイルONEセット割あり
おすすめのプロバイダNo5 【ぷらら】
追加のオプション料がかかりますが、ゲーム専用IPv6 GGGGオプションが魅力です。ラグが少なくインターネットゲーム楽しみたい方には一押しです。
- タイプAで基本月額料は割安(オプション料が1,320円プラス)
- 低Ping値
ドコモ光10Gプランとも比較してみるのもいいと思います。
ドコモ光について
ドコモ光とは
ドコモ光とは、docomoが提供している光コラボと呼ばれるNTTフレッツ光の回線設備を使った通信サービスです。NTTフレッツ光が接続できる部屋や建物であれば契約できます。
光ケーブルを使ったいわゆる光回線と呼ばれる通信サービスとなります。
1Gbpsのみの紹介
ドコモ光には「1Gbps」と「10Gbps」の2種類あるのですが、プロバイダは別々に設定されています。10Gpbsは金額が高く、まだまだ一般使用では必要のない速度ですので、この記事では1Gbpsに絞って解説しています。
プロバイダの違い
ドコモ光のプロバイダに違いがあるのは主に次の3つです。
それでは、それぞれのポイント見ていきます。
月額料金
上記の@niftyやGMOとくとくBBなど、タイプAのプロバイダがオススメです。
ドコモ光のプロバイダは主にタイプAとタイプBとがあります。その違いは料金設定です。
タイプA | タイプB | |
戸建て | 5,720円 | 5,940円 |
マンション(集合住宅 | 4,400円 | 4,640円 |
値段は違いますが、同じNTTフレッツ光施設を使用したサービスですので、原則タイプAとタイプBに品質の違いはありません。そのため、基本的にタイプAのプロバイダから選ぶといいでしょう。わずか200円ではありますが、1年で2,400円、5年で12,000円の差となります。
通信速度の違い
同じ回線設備を利用していても、プロバイダによって通信品質が変わることがあります。老舗プロバイダのBBexiteや@nifty、大手通信キャリアKDDIグループのビッグローブやNTT系列のぷららなどのプロバイダは設備が充実しており、利用者が時間帯によって通信速度が低下しにくいことが多いです。
また、通信速度はWi-Fiルータの性能にも影響されます。無料レンタルのWi-Fiルータ性能が高いGMOとくとくBBがおすすめです。
今使っているいったーネット回線の通信速度を把握してない方は、インターネット速度テストを実施してみてください。具体的な方法は、下の記事を参考にしてください。
無料訪問サポート
無料訪問サポートから見たオススメプロバイダはOCNです。訪問サポートが他社では1台のところが5台となっているのが他のプロバイダにはない特徴です。
無料訪問サービスとは、スタッフがご自宅に訪問してスマホやパソコンなどのインターネット接続の設定をやってくるサービスです。スマホの設定などを自分でやるのは難しく、誰かにやってもらわないとインターネット接続の設定はできないよという人には頼もしいサービスです。
どのプロバイダも無料訪問サポートの設定はありますが、無料でできるのは1台というところばかりです。一人暮らしの人はそれで十分ですが、家族で暮らしている場合は父スマホ1台・母スマホ1台・子供スマホ1台・パソコン1台・プリンタ1台となると設定する台数は5台となります。
ネットで調べながらできることではありますが、プロにやってもらう速さ、安心感があります。時間をお金で買うという選択も大事だと思います。せっかく回線を接続あるいは乗り換えするのであれば、すぐに使える状態にしたいですね。
OCNはタイプBのプロバイダであるため、月額料金が200円高くなり、1年で2,400円、5年で12,000円高くなりますが、苦手なことを苦労した挙句接続できなかったときのことを考えると払う価値がある金額と考えていいでしょう。
キャッシュバックなどの特典
インターネット回線といえば高額なキャッシュバックについての解説やおすすめが目に留まると思います。
キャッシュバックなどの特典は、プロバイダの違いではなく販売代理店の違いであるため、プロバイダの違いを理解した上で考えた方がいいと思います。
販売代理店の特典は時期によって変動が大きいため運がいい悪いもありますが、キャッシュバックに惹かれて契約したものの回線速度が遅く我慢して使い続けるということもあります。
まずプロバイダを2,3個に絞り、その中でキャッシュバックなどの特典がよりよいものを選ぶという手順をお勧めします。
ahamoユーザーにおすすめの光回線
ドコモスマホユーザーは、ドコモ光を契約することでセット割といって、1台につきスマホ月額料金から1,100円の割引があります。その結果他のコラボ光よりも割安になり、ドコモユーザーにはドコモ光をおすすめすることにしています。
ドコモユーザーの中でも、格安プランである「ahamo」ユーザーにはセット割が適応されません。そのため、オススメはドコモ光ではなくなります。
執筆時点でのおすすめの光回線は、「OCN光」です。
ドコモ光を利用できない場合
光回線が利用できない場合があります
ドコモ光のNTTフレッツ光は光回線最大のエリアを誇ります。それでもエリア外であったり、集合住宅の管理者がOKを出していないなどの理由で建物や部屋に光ファイバーを引けない場合があります。
その場合はホームルーターを検討しましょう。
ドコモスマホユーザーであれば、まずドコモhome5Gを検討するといいと思います。
まとめ
22あるドコモ光のプロバイダの中ではGMOとくとくBBが平均点が高くおすすめです。
ドコモスマホの格安プランahamoユーザーにはドコモ光ではなく、OCN光をおすすめします。
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